クロス取引やり方ガイド

クロス取引おすすめ証券会社

クロス取引を行う方の中には、株主優待の無料取得をしたいという方も多いかと思います。

 

そういった方には、一般信用や制度信用などが行われていて、手数料が安い証券会社がおすすめ証券会社になります。

 

株主優待狙いのクロス取引の場合、1日の取引金額が10万円以下ならば手数料無料の松井証券カブドットコム証券が人気です。

 

クロス取引 確定申告

株での売買を行うと、その内容を確定申告しないといけません。株による利益を得た場合には、利益の10%が税金となってしまいます。この税金を節税するためにクロス取引を行い、その結果を確定申告で報告するという手法が以前から行われています。

 

まずは1年間の株式取引の実績を確認します。その実績の中で利益を得ていると、確定申告の際に税金を払わなくてはいけません。そこで、現時点で売りに出すと損失が出る株を売りに出し、損失を確定させてまた書いを出します。こうすることで株の利益部分が見た目上なくなり、確定申告の際に税金を払う必要がなくなるのです。

 

但し、売買における手数料はかかりますので、あまりにも少額の利益の場合はお勧めしません。また、あからさまなクロス取引を繰り返すと問題が出てきますので、ほどほどにという感覚も必要です。この手法は個人でも行っていますが、景気の良い時代は企業も頻繁に行っていたようです。

 

クロス取引は実際には節税に関してメリットがある場合とそうでない場合があります。証券会社は手法として勧めてくるかもしれませんが、税理士の話を信じる方がいいでしょう。営業マンはあくまで取引をしてもらうために話をしていますので、その辺りの判断は大切になってきます。

クロス取引 禁止

クロス取引は禁止されていることかどうか、これはよく議論される内容です。厳密にはクロス取引が禁止されているということではないようですが、相場操縦の疑いを証券会社からかけられた場合に、調査が入ってくることがあるということです。

 

つまり、個人で行ったクロス取引が問題なのではなく、市場を故意に荒らすような行為をしてはいけないという部分で、証券会社の調査に引っかかる可能性があるのです。

 

クロス取引は節税のために行ったり株式優待のために行ったりするケースがあり、それ自体は悪いことではないようです。しかし、クロス取引を数多くの会社や個人が行うことになると、市場の動向に大きく影響が出てくる可能性があります。証券会社からするとそのことが問題になってきます。証券会社からするとクロス取引であっても、取引を行っている人はお客様ですので、違反行為を行っているケース以外は出来る限り大目にみる傾向があります。

 

何にしてもやりすぎは良くないということが言えます。また、証券会社によって厳しさが違ってくることもありますので、随時相談をしながら行っていくことも必要なことだと思います。ばれなければ大丈夫という感覚で行っていても、基本的には全て証券会社は分かっています。

クロス取引 失敗

クロス取引は節税対策として行うケースが多いのですが、きちんとやり方を把握していないと思い通りにいきません。実際に楽天証券などではクロス取引を代行するサービスもあるようです。手数料が結構かかりますが、その代わりに間違いなく思い通りにしてくれるサービスなのです。

 

この思い通りにという部分は2つのことがあり、まず1つ目は損失計上額が計算と一致するということがあります。一致させるためには売りと買いを別々の日に行う必要があります。つまり、今日売って明日買うという感じです。

 

しかし、これをすると同じ金額で買うことが出来るかどうか分かりません。これが思い通りにならないかもしれない2つ目の項目です。これは個人で行おうとした場合には仕方ないことです。どちらにしても変動があるとクロス取引としては成功したとはいえません。この場合に利益を得てしまうと、また得た利益分に対してクロス取引をしていかなくてはいけません。繰り返し行っていくことは証券会社から調査される危険性がありますので、あまり何回も行うのは好ましくありません。

 

こういったことを考えると楽天証券が行っているクロス取引の代行サービスは実はリスクがなく失敗することもありませんので、良いサービスと言えますね。

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