クロス取引とは
【クロス取引とは】
手持ちの金融資産を有効活用するためには、普通預金よりも利息が高い定期預金のほうが有利なことは、低金利が続く時代でもいえることですね。
また、100万円の預金の受取利息が缶コーヒー代になるかどうか微妙でも、「タンス預金」で盗難や火災に遭うリスクよりは安心だといえます。
そういう時代にあって、金融資産をより有効活用できる商品は、幅広い年代層からも注目されています。
ただし、それらの取引を実際に行うためにはメリットだけでなく、デメリット面も事前に理解したうえで、自己責任で行うことが大切です。
また、最初から欲張らずに、「株取引」など、名称やしくみがわかっている金融商品から始めることをお勧めします。
それと同時に、金融取引に関する最低限の専門用語についても、自分のことばできちんと理解しておきたいですね。
そのひとつに「クロス取引」があり、クロス取引とは、同じ銘柄に対して「同じ数量」「価格」で「買い注文」と「売り注文」を同時に行う取引方法のことです。
また、クロス取引とは投資家自身が自分で行う取引ですが、証券会社を相手に行う場合もあります。
なお、専門用語に「ロスカット注文」や「ストップロス取引」などがあり、「ロス取引」で検索するとヒットするため、誤った解釈をする可能性もあるため要注意です。